働く人にも消費者にも
笑顔を提供できる牧場

牛の健康なくして人の豊かさはない。牛のことを第一に考え、牧場で生まれた命を大事に大切に育てて牛から受ける恩恵に感謝する。私自身酪農という仕事を誇りに持ち「働く人にも消費者にも笑顔を提供できる牧場」を目指しております。

牛にも人にも優しい牧場環境というのはカウコンフォートを高めることであり、2024年より牛舎に散水ミストをつけて暑熱対策を行い、夏場の繁殖成績、乳量を維持の実現しました。今後とも私たちがカウコンフォートを高める意識を持つこと、牛舎環境の整備、機械化をしていくことで牛にとって健康で快適な、人にとって作業を効率化させストレスをなくすことを目指しております。

2022年には敷地内に社宅を建設し、インターン生の受け入れを実施、従業員向け作業マニュアルを作成しており新規従業員のサポート体制を整備して従業員が働きやすい環境づくりを徹底することを目指しております。

粗飼料基盤をしっかり整えることで、牛に良質に餌を与えるための畑管理(草地更新)を徹底しています。
自社で収穫機械を構え栄養価の高い時期に収穫することで品質が良く、免疫力が低下せず病欠になりにくい餌作りを行っています。その結果現在では乳量の安定、健康性の維持を実現しています。
『Farmnote Color』を利用して、牛の健康状態をリアルタイムに収集しています。アプリによる管理もできるため授業員全体でデータ共有を行っています。
牛の発情兆候や分娩兆候を検知し日々の生産管理体制を整えています。また活動低下状態の牛を検知することで疾病の早期発見が実現し、健康管理に繋げています。
他にも様々なデータ収集を行っているためミーティング時に活用し効率化を図っています。

生まれてからずっと
安心して生活できる環境を

仔牛が生まれてから他の牧場へ預託することなく、すべての牛を牧場で管理することで伝染病がなく、生まれた仔牛の段階から管理を徹底することで基本的疾病を少なくし遺伝的能力を最大限発揮させることを意識しています。種雄牛(遺伝的に疾病、繁殖能力に優れた)を選別して自家育成牛に授精。それらの効果、もちろん日々の観察の徹底により、2024年全体の死廃率1.7%を実現。

チーズ工房~あとむの家~

自社にチーズ工房を2024年に設立。「幸せなひと時を食卓に。酪農の魅力、想いをチーズに込めて」をモットーに。ふるさと納税、地元の物産館、道外の道の駅等での販売をしています。今後はinstagramにおいてネット販売し販路拡大に努めます。